植物ハーブ 健康食品Life
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植物ハーブ
ハーブとは元来世界各地において利用されてきた健康の維持・増進などの健康に有用な植物のこと。広義においては香草やスパイスもハーブに含まれます。ハーブが含む多様な栄養成分を活かした天然の健康食品(成分)です。
アミノ酸などの栄養成分の豊富なマカ
マカは南米のアンデス山脈の標高4000mから5000mの高地などで栽培されているアブラナ科の多年生植物です。地中にマカは大きな根茎をもち、マカの根茎にはアミノ酸やミネラル、脂肪酸やビタミンなどの極めて豊富な栄養素が含まれることから、滋養強壮などに良いとして健康食品などに利用されています。マカの産地としてミネラル分の豊富な土壌をもつ、ペルーボンボン高原が有名です。
健康成分の豊富なキダチアロエ
キダチアロエは温暖な地域に分布するアロエの中で寒い地方に分布するアロエで、日本ではキダチアロエは最もポピュラーなアロエです。キダチアロエにはアロインやアロエエモジンといった30種以上の有用成分が含まれ、健康維持や美容などの幅広い健康作用をもち、昔から「医者いらず」などとも呼ばれています。
蝦夷五加エゾウコギ
エゾウコギは寒さの厳しい北海道東部や中国東北部、ロシア東部などの極東地域に分布する高麗人参などと同じウコギ科に属する植物です。シベリアジンセンとも呼ばれるエゾウコギは地中に4〜5mもの地下茎をもつ生命力の強い植物で、サポニン類などの有用成分を含んでいます。エゾウコギは滋養強壮やストレスに対する作用などをもつとされ、健康食品などの原料として利用されています。
秋ウコン
秋ウコンは8月から9月にかけて白い花を咲かせるショウガ科の多年草で、秋ウコンの根茎には健康作用があるとされるクルクミンが豊富に含まれています。日本では秋ウコンのほかに、春先に花を咲かせる春ウコンや精油成分の豊富なガジュツ(紫ウコン)などのウコンが沖縄を中心に栽培されています。
欧米で広く普及しているハーブ・セントジョーンズワート
セントジョーンズワートは春先に黄色い花を咲かせるオトギリソウ科の多年草で、ヨーロッパから北アフリカ、中央アジアなどの広い範囲に分布しています。6月24日の聖ヨハネの日頃までに花を咲かせることからセントジョーンズワートと呼ばれています。セントジョーンズワートは抗ストレスの作用のあるハーブとして、サプリメントやハーブティーに利用されている人気のハーブとなっています。
ウコン
ウコンは健康作用のある植物として食用に用いられたり、香辛料などとして用いられるインドなどの熱帯アジア原産のショウガ科の植物です。ウコンは英語ではターメリックと呼ばれ、カレーの香辛料としてもおなじみです。ウコンにはポリフェノールのクルクミンやターメロンなどの健康成分が豊富に含まれており、胃や肝臓などのはたらきを助ける健康作用のある健康素材として健康食品などにも利用されています。
理想的な食品とされるスピルリナ
スピルリナは中南米やアフリカの強アルカリ度の塩湖に自生する藍藻類で、豊富なたんぱく質やビタミン・ミネラルなどの豊かな栄養成分を含むことで、食品に利用されている藍藻類の一種です。その豊富な栄養組成でスピルリナは注目され、現在ではスピルリナは多くの熱帯・亜熱帯地域などで培養・生産されています。スピルリナを利用した健康食品が栄養補給食品として商品化されています。
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